以前紹介したプラグインでkintoneとPCA 商魂の連携が実現したが、まだ少し不完全で、ユーザーが求めるところとは少し差がありました。
今までの連携パターンとしては、
- 受注伝票、売上伝票をkintoneからPCAに登録
- 商品マスタ、得意先マスタをPCAからkintoneに抽出
この2つだけでした。
2023/10/2、PCAから発表があり、21種類のプラグインが追加されました。
『PCAクラウド』と『キントーン』をノーコードで 連携可能なプラグインの追加提供を開始 ~新たに21種類のプラグインを追加~
このプラグインの追加で、さらに経理業務の効率化が実現できるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
追加されたプラグイン
今回追加された21種類のプラグインは次の通りです。
- 見積伝票登録・抽出
- 受注伝票登録・抽出
- 売上伝票登録・抽出
- 発注伝票登録・抽出
- 仕入伝票登録・抽出
- 商品マスタ登録・抽出
- 得意先マスタ登録・抽出
- 直送先マスタ登録・抽出
- 仕入先マスタ登録・抽出
- 部門マスタ登録・抽出
- 担当者マスタ登録・抽出
- プロジェクトマスタ登録・抽出
(2)『PCAクラウド 会計』向け
- 会計仕訳伝票登録
- 会計仕訳伝票登録(複合仕訳対応版)
- 部門マスタ抽出
今回のプラグイン追加の最大の特徴は、連携できるマスタ・伝票が増えただけでなく、そのすべてのマスタと伝票が「kintone⇔PCA商魂」と双方向の連係が可能になったというところです。
追加前のプラグインだと、
の一方通行になっていたので、
「マスタはPCAを更新」「伝票はkintoneを更新」することで連携ができている状況でした。
これではユーザーとしての使い勝手はいいとは言えなかったので。今回の追加によって会社の運用次第でkintoneとPCAどちらを更新しても連携できるようになったということが大きいといえます。
実際に売上伝票を連携する
次に、実際にkintoneで運用している売上管理アプリで、「売上伝票抽出プラグイン」と「登録プラグイン」を設定し、連携を試みます。
プラグインにはアプリテンプレートも用意されており、そちらを利用することも可能です。
こちらの記事にそれそれのプラグインの設定から運用まで細かく書かれていますので是非ご確認ください。
▼ kintone×PCAクラウドの連携を試してみる ~商魂・商館とkintoneを連携する~
note.com
追加されたプラグインのまとめ
多くのマスタと伝票がkintone ⇔ PCAの双方連携ができるようになったことで、かなり連携方法や運用方法の選択肢が広がりました。
それぞれ使用する会社の運用に合わせて連携できるという点は、ほかの販売管理ソフトにはない大きなメリットであるといえます。
経理効率化に悩む方の参考になれば幸いです。
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