経理業務をしていると、さらなる効率化を求めて、売上などのフロント部門のデータと会計データを連携したいという要望も出てきます。
しかし複雑なプログラムが必要だったり、連携方法がわからないという問題も多いでしょう。
そこでこの記事では、売上などのフロント業務をkintoneで、会計業務をPCAクラウドで行い、それらをプラグインを使って簡単に連携させる方法を書いた記事を紹介します。
効率化に悩む経理担当者には必見の記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
はじめに
kintoneとPCAクラウドについて簡単にご紹介します。
詳細は各サイトをご覧ください。
kintoneとは
業務のシステム化や効率化を実現するアプリが「シュシュっと」つくれるノーコードツール
キントーンはプログラミングの知識がなくてもノーコードで、業務のシステム化や効率化を実現するアプリがつくれるクラウドサービスです。
表計算ソフトよりも快適に、専門システムより柔軟に、自社でシステム開発をするよりスピーディー&低コストに、思いついた業務改善をすぐに実行できるのが特長です。
kintone(キントーン)
kintoneの最大の特徴は、プログラミングの知識のない人でも誰でも簡単に業務に必要な「アプリ」を作れることです。
PCAクラウドとは
ピー・シー・エー株式会社が提供する、インターネット経由で基幹業務ソフトを利用できるクラウドサービスです。会計や給与、販売管理などの業務シーンごとにアプリケーションを選択でき、月額もしくは年額で利用できます。
PCAクラウド
PCAクラウドの主な特徴は次のとおりです。
kintoneとPCAクラウドの連携
連携方法の種類
kintoneと販売・会計ソフトは連携が可能です。ソフトによってその特徴や連携方法は違いますが、今回ご紹介するのは前述の通りPCAクラウドです。
まず1記事目として、kintoneとPCAクラウドを連携させる意味と、連携方法の紹介をしています。
どの方法で連携させるのか判断が必要になりますが、それぞれ詳しく書いていますので参考にしてください。
▼ kintone×PCAクラウドの連携を試してみる ~はじめに 連携すべき理由と連携方法~
note.com
プラグインを使った連携の紹介
kintoneとPCAクラウドをノーコードで連携する手段として、「PCAクラウド連携プラグイン for キントーン」がPCAから無償提供されています。
このプラグインは、当然高度なプログラミング技術は不要で、使っているkintoneアプリにそのまま適用し、たった3つの設定で簡単に連携できることが特徴です。
この記事では、実際にプラグインをダウンロードし、アプリに適用し設定するまでの方法を画像付きで詳しく紹介しています。
「ダウンロードしたけど設定が分からない」といった初心者は必見です。
「マスタ」の連携
続いて設定が完了すると、実際にPCAとの連携が始まります。
まずは「マスタ」の連携をします。
マスタの連携が可能になると、取引先などのマスタの追加や変更があったさいに今までのような「kintoneとPCA の両方を更新」といった手間がなくなり、それだけでなくどちらかの更新忘れなどといったマスタの相違がなくなることで管理が格段にやりやすくなります。