「PCAクラウド連携プラグイン」によるkintoneとPCA会計の連携については以前に解説しました。
しかし、プラグインの仕様が実務担当者にとっては少し使いづらく、使い方によっては実務に完全にフィットしないという現状がありました。
しかし、2024/05/09にPCAから発表があり、機能の大幅アップデートされました。
これにより実務への使い勝手もさらに良くなり、経理業務効率化の大きな手助けになりそうです。
ぜひ最後までお読みください。
アップデート内容
今回のアップデートで大きく変わったのは、「仕訳伝票の集約単位」で、
アップデート前は「伝票内で同一の項目(仕訳)になる場合は合算される」仕様でした。
前回の記事より
これによる問題点は、「摘要文を各行に入力しても、合算されて最初の1行しか表示されなくなってしまうこと」でした。
「1取引1仕訳」をルールとして仕訳を切っている会社もあるでしょうし、「自動連携できるようになったけど合算したくないから紺のプラグインは使えない」というところもあったでしょう。
それが今回のアップデートにより「合算しない」仕様に変わったということです。
会計プラグインアップデートのまとめ
今回のアップデートで、
- kintone1レコードでPCA会計1仕訳伝票が作成できる
- 複数行の勘定科目が合算されずにテーブル行分明細として登録できる
という個人的に望んでいた動きをしてくれるようになりました。
これによって、kintoneで売上、仕入、経費などの日々の運用をデータ化し、それらをまとめてPCA会計に連携するという方法が可能になり、一気に効率化が進むことになりそうです。
売上データなどから仕訳データへ変換する方法で気になる方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。
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